シャンプーやトリートメントのパッケージで「シルク配合」という言葉を見かけて、シルクって髪にいいのかな、と気になったことはありませんか。
シルクはカイコの繭からつくられる天然の素材で、ヘアケアではシルクのタンパク質を加工した成分が、洗浄成分や保湿剤などとして使われています。髪にいいといわれる背景には、シルクと髪がどちらもタンパク質でできているという共通点があります。
本記事では、シルクが髪にいいといわれる理由を、シルク成分の特徴とヘアケアでの役割からひもとき、シルク配合ヘアケアの選び方や使い方まで、わかりやすくご紹介します。
シルクとは?ヘアケアに使われるシルク成分の正体
「シルク配合」とひとことで言っても、実際に配合されている成分はひとつではありません。
まずは、ヘアケアに使われるシルク成分について整理しておきましょう。
シルクはタンパク質でできた天然の素材
シルク(絹)は、主にフィブロインとセリシンという2つのタンパク質から構成されています。糸の中心となるのがフィブロイン、そのまわりを覆うのがセリシンです。
繭の約70〜80%はフィブロインで、残りは主にセリシンです。
シルクは髪や肌を構成するタンパク質と同様に、アミノ酸からできた天然素材として知られています。

ヘアケアに使われるのは加工されたシルク成分
シルクのタンパク質は、そのままでは水に溶けにくい部分が多いため、ヘアケア製品では扱いやすい形に加工したシルク由来成分が使われています。全成分表示では、次のような名称で記載されています。
- 加水分解シルク
- ラウロイル加水分解シルクNa
- カイコまゆエキス
- (加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー
同じシルク由来でも、加工方法によって特徴は異なります。洗浄成分として使われるものもあれば、保湿剤やヘアコンディショニング剤として使われるものもあり、製品によって配合される成分はさまざまです。
シルクが髪にいいといわれる3つの理由
シルクが髪にいいといわれる理由は、大きく3つの特徴があります。
どれもシルクがタンパク質を主成分とする天然素材であることに関係しています。
理由① 髪と同じタンパク質の仲間だから
髪の約80〜90%はタンパク質(ケラチン)で構成されており、そのほかに水分や脂質、メラニン色素などでできています。
シルクも髪も、アミノ酸がつながってできたタンパク質です。もちろん同じものではありませんが、こうした共通点も、シルク由来成分がヘアケアに活用されている理由のひとつと考えられています。
理由② 水となじみやすい性質を持つから
シルクのうちセリシンは、親水性の高い(水となじみやすい)タンパク質です。セリシンの約35%はセリンというアミノ酸でできています。
こうした性質から、シルク由来成分は保湿剤として化粧品に配合されることがあり、ヘアケア製品にも活用されています。
理由③ 洗う・うるおす・整えるなど、幅広く活用されているから
シルク由来成分は、加工のしかたによってさまざまな役割で配合されます。
例えば、次のような形で使われています。
| 役割 | 表示名称の例 | 配合目的の例 |
|---|---|---|
| 洗う | ラウロイル加水分解シルクNa | 洗浄剤・ヘアコンディショニング剤 |
| うるおいを保つ | 加水分解シルク、カイコまゆエキス | 保湿剤 |
| 髪を整える | (加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー | ヘアコンディショニング剤 |
シャンプーからトリートメントまで、ヘアケアのさまざまなアイテムにシルク由来成分を取り入れられるのも、シルクの特徴のひとつです。
髪の状態とシルク由来成分配合ヘアケアの関係
シルク由来成分配合のヘアケアについて理解するために、まずは髪の表面の構造について見てみましょう。
髪のツヤや指通りに関わるキューティクルの特徴を知ると、毎日のヘアケアを考える参考になります。
髪のツヤや指通りはキューティクルの状態で変わる
髪の表面は、キューティクルという、うろこ状の層で覆われています。キューティクルの状態が整っている髪は光を反射しやすく、自然なツヤが生まれ、指通りもなめらかになります。
濡れた髪は乾いているときよりやわらかく、キューティクルも傷つきやすい状態になっています。そのため、髪が濡れているシャンプーやトリートメントの時間は、毎日のヘアケアにおいて大切なポイントのひとつです。

1度傷んだ髪は、健康な状態に戻ることはない
削れたり剥がれたりしたキューティクルは、健康な状態に戻ることはありません。シルク由来成分配合のヘアケアも、傷んだ髪そのものを元の状態に戻すものではありません。ただしヘアケア製品によって髪にツヤを与えたり、指通りやまとまりをよく見せたりすることはできます。
だからこそ、シルク由来成分配合のシャンプーやトリートメントを取り入れながら、髪への負担をできるだけ抑えるケアや日々の扱い方も意識していきましょう。
シルク由来成分配合ヘアケアの選び方
シルク由来成分配合のヘアケアは数多くあります。選ぶときは「シルク配合」という言葉だけでなく、成分表示や使い心地、仕上がりの好みもあわせて見てみましょう。
全成分表示でシルク由来の成分を確かめる
シルク由来の成分は、名前に「シルク」や「カイコ」が含まれていることが多いため、全成分表示でも見つけやすいのが特徴です。
例えば、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクNa、(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー、シルク水などは、ヘアケア製品で見かけることのあるシルク由来成分です。
シルク由来成分に注目して製品を選びたい場合は、「シルク配合」という表示だけでなく、全成分表示もあわせて確認してみましょう。
シャンプーとトリートメントの両方にシルク成分があるかを見る
シャンプーで洗う段階と、トリートメントで仕上げる段階の両方にシルク由来の成分が配合されていると、シルク由来成分に着目したケアを同じ考え方で続けやすいと思います。
シルク成分を目的に選ぶなら、シャンプーだけ、トリートメントだけと別々に選ぶより、ライン使いにしたほうがシルク由来成分配合ならではの使い心地を感じやすいと思います。
仕上がりの好みや髪の悩みに合わせて選ぶ
シルク由来成分配合のヘアケアは、しっとりとした仕上がりを目指した製品が多く見受けられます。軽い仕上がりが好きな方や、ボリューム感を求める方は、同じシルク配合でも仕上がりの特徴を確認してから選ぶとよいでしょう。
パサつきやうねり、頭皮のにおいなど、今一番気になる悩みや、求める仕上がりに合わせてラインを選んでみてくださいね。
シルク由来成分配合ヘアケアの使い方
シルク由来成分配合のヘアケアを選んだら、使い方にも目を向けてみましょう。髪が濡れているときは、キューティクルが傷つきやすい状態ですので、洗い方やトリートメントの仕方を気をつけましょう。
シャンプーは充分な泡で髪を包みこむように洗う
予洗いを丁寧にし、髪をしっかり濡らしてから、シャンプーを手のうえで泡立てて髪にのせます。充分な泡で髪を包みこむようにやさしく洗い、お湯をとおしながらやさしくしっかりと洗い流しましょう。
- 頭皮と髪の汚れを、ぬるま湯でしっかり予洗いする
- 適量のシャンプーを手のひらで軽く泡立て、根元から全体になじませる
- 爪を立てず、指の腹で頭皮をやさしく動かすように洗う
- 根元から毛先まで、ぬるつきがなくなるまでしっかり流す
トリートメントは毛先やダメージが気になるところを中心に
トリートメントは、毛先やダメージが気になるところを中心になじませます。少しずつ毛束をとり、よくなじませるのがポイントです。
すすぎは、地肌に残らないようにし、中間から毛先はべたつきが残らない程度にほどよくすすぐのが目安です。

髪のパサつき・ダメージが気になる方に「シルクザリッチ(SILK THE RICH)」がおすすめ!
シルク由来の成分を取り入れたヘアケアで、髪のパサつきやダメージをケアしたい方におすすめなのが、シルクザリッチ(SILK THE RICH)の白「モイスト&リペア」です。
こだわり3種のシルク成分を配合したモイスト&リペア
シルクザリッチ(SILK THE RICH)は「シルクの力で、洗う、包む、守りつづける」をコンセプトにしたヘアケアラインです。髪や肌と近い性質を持つ天然シルクのタンパク質に着目して生まれました。
シャンプー・トリートメントは、こだわり3種のシルク成分であるシルク由来の洗浄成分*1や加水分解シルク*2、シルクポリマー*3などを配合しています。さらに保湿成分などの美容成分を贅沢に配合しています。
*1 ラウロイル加水分解シルクNa(洗浄剤・ヘアコンディショニング剤)、*2 保湿剤、*3 (加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー(ヘアコンディショニング剤)
とろ〜り糸引く濃密泡と保湿クリームのような濃厚トリートメント
シャンプーは、とろ〜り糸引くテクスチャーの濃密泡で、しっとりなめらかに洗いあげます。トリートメントは保湿クリームのような濃厚テクスチャーで、ダメージした髪もしっとりつややかな仕上がりに導きます。
香りはゴールデンペアー&フリージアの香りで、トップはゴールデンペアーやライチ、ベルガモットからはじまり、フリージアやガーデニアを基調とし、ラストにアンバーやムスクが重なり、高級ブランド香水のような香りに包まれます。
【こんな方におすすめ】
- 髪のパサつきが気になる方
- 髪のダメージが気になる方
- しっとりなのにサラサラでツヤめく髪にしたい方
- シルク由来の成分を取り入れたヘアケアを始めたい方
ヘアケアは毎日使うものだからこそ、自分にとって心地よく続けられるものを選んでみてください。香りや使い心地、仕上がりの好みを確かめながら、自分に合うラインを見つけてみましょう。
>>シルクザリッチ(SILK THE RICH)について詳しくみる
よくある質問
シルク配合のシャンプーは毎日使っても大丈夫ですか?
はい。シルク由来成分配合のシャンプーやトリートメントは、毎日のヘアケアに取り入れやすいアイテムです。仕上がりの特徴は製品によって異なるため、自分の髪質や好みに合ったものを選んでみてください。
シルク配合と書かれていたら、どれも同じですか?
同じではありません。シルク由来成分には、加水分解シルク、シルクアミノ酸、ラウロイル加水分解シルクNa、水溶性フィブロインなどさまざまな種類があります。製品によって配合されている成分は異なるため、全成分表示もあわせて確認してみましょう。
シルク配合のヘアケアで傷んだ髪は元に戻りますか?
1度傷んだ髪は、健康な状態に戻ることはありません。シルク由来成分配合のヘアケアも、傷んだ髪そのものを元の状態に戻すものではありませんが、髪にツヤを与えたり、指通りやまとまりを整えたりすることはできます。日々のヘアケアで髪への負担をできるだけ抑えながら、シルク由来成分を取り入れていきましょう。
まとめ
シルクが髪にいいといわれる背景には、シルクと髪がどちらもアミノ酸からできたタンパク質であることや、セリシンが水となじみやすい性質を持つことがあります。また、シルク由来成分は加工方法によって、洗う・うるおいを保つ・整えるなど、ヘアケアのさまざまな場面で活用されています。
シルク配合のヘアケアを選ぶときは、「シルク配合」という表示だけでなく、どのようなシルク由来成分が配合されているかにも注目してみましょう。シャンプーとトリートメントの両方にシルク由来成分が配合されているかも、製品選びのひとつの参考になります。
また、ヘアケア製品だけでなく、髪への負担をできるだけ抑える日々のケアも大切です。
香りや使い心地、仕上がりの好みに合わせて、自分に合うヘアケアを見つけてみてください。








