髪がもつれたり絡まったり、指通りの悪さが気になるとき、その原因にはキューティクルの状態が関わっていると考えられています。キューティクルの状態が悪くなると、ツヤが出にくくなったり、髪の滑りが悪くなって指通りの悪さにつながったりすることがあります。
キューティクルは毎日の何気ない習慣で負担がかかっていることが少なくありません。まずは原因を知り、負担をかけにくい扱い方に変えていくことが、なめらかな髪への近道です。
本記事では、キューティクルが傷つく原因から、髪表面を整えるためのケア方法、毎日のシャンプー選びのポイントまでを、わかりやすく解説します。
キューティクルとは?髪を守るうろこ状の組織
ケアの話に入る前に、まずはキューティクルがどんな役割を持っているのかを整理しておきましょう。役割がわかると、なぜ日々の扱い方が大切なのかも見えてきますね。
キューティクルの役割
キューティクルとは、髪の表面を覆っている、うろこ状の組織です。何枚ものキューティクルが重なって髪の内部を覆い、外部からの刺激を受けにくくする役割があります。また、髪の指通りや、ツヤの見え方にも関係しています。
キューティクルの状態が整っている髪は、光を反射しやすく、自然なツヤが生まれます。指通りもなめらかになります。
一方、摩擦や熱、紫外線、ヘアカラーやパーマなどの影響によってキューティクルが傷ついたり剥がれたりすると、髪の絡まりや指通りの悪さを感じたり、ツヤがなく傷んで見えたりすることがあります。
「キューティクルが開く」のはどんな時?
「キューティクルが開く」のは、髪が濡れている時に起こります。
また、ヘアカラーやパーマなどの化学的処理の影響でもキューティクルが開きます。
髪が濡れているときは、乾いた状態と比べてキューティクルが傷つきやすく、タオルでゴシゴシ拭いたり、くしで強くとかしたりなど摩擦の影響を受けると剥がれやすくなります。また、ヘアカラーやパーマではキューティクルが開いて髪内部の栄養が流出したり、髪の結合に作用してダメージを受けやすくなります。
日常で言えば、毎日のシャンプーなどで髪が濡れたことによりキューティクルが開くので、髪に負担をかけにくい習慣などを心がけることが大切です。
キューティクルが傷つくと起こりやすい髪の状態
キューティクルがダメージを受けると、髪の表面のなめらかさに変化が生じ、次のような状態を感じることがあります。
- 髪がパサついて見える
- ツヤが出にくい
- 指通りが悪く、絡まりやすい
- ゴワつきを感じる
また、キューティクルへの影響は、髪の乾燥やアイロン等の熱ダメージ、ヘアカラーやパーマのダメージ、気温や湿度、ヘアケア方法など、複数の要因が考えられます。

キューティクルが傷つく主な原因
キューティクルが傷つく原因は、特別なことではなく、毎日の何気ない習慣のなかにあることが多いようです。ここでは代表的な3つのパターンを紹介します。自分の生活に当てはまるものがないか、チェックしながら読んでみてください。また、どれか1つだけでなく、複数が重なって髪への負担がかかるケースも考えられます。
熱と摩擦によるダメージ
ドライヤーを過度にあてたり、高い温度でヘアアイロンを使用することは、キューティクルにとっても負担になりやすいと考えられています。
ドライヤーの熱を過度にあてて乾燥が進むとキューティクルに亀裂が入ったり、キューティクルの端がめくれやすくなります。また、高い温度でのヘアアイロンを使うと髪がやけどした状態になり、キューティクルが傷みます。
自然乾燥と紫外線
髪は濡れるとキューティクルが開き、水を含んで膨潤したままになるので、傷みを受けやすい状態になります。そのため、自然乾燥などで洗髪後に濡れた状態が長く続いたり、半乾きのまま寝て寝具との摩擦が加わったりすると、キューティクルがめくれたり、剥がれたりして髪のダメージにつながることがあります。
また、紫外線も髪にダメージを与える要因の一つです。紫外線を長時間浴びることで髪表面のキューティクルがダメージを受け、ツヤや手触りに影響することがあるため、洗い流さないトリートメントであらかじめケアし、外出時は帽子や日傘などを活用して髪を紫外線から守りましょう。

ヘアカラー・パーマと洗浄力の強いシャンプー
ヘアカラーやパーマなどの化学処理は、髪の構造に作用するため、繰り返し行うことで髪へのダメージが蓄積することがあります。こうしたダメージによって、キューティクルも傷んだ状態になります。
さらに、洗浄力の強いシャンプーで毎日洗うと、髪に必要な栄養分まで奪われ、きしみによる摩擦などでキューティクルが傷む原因になります。

開いたキューティクルは元に戻る?
「開いてしまったキューティクルは元通りになるの?」という疑問が生じるかもしれませんので、ここで触れてみましょう。
元に戻すより「これ以上負担をかけない」ことが大切
一度剥がれたり傷ついたりしたキューティクルを元の健康な状態に戻すことは難しいと考えられています。だからこそ、日々のケアで髪への負担を抑えながら、トリートメントなどで髪表面をなめらかに整えることが大切です。
これ以上ダメージを増やさない髪の扱い方やケア方法を続けるように心がけましょう。
開いたキューティクルを整えるケア方法
髪への負担を抑えるには、毎日のヘアケア方法を見直すことが大切です。特別な道具を使わなくても、濡れた髪の扱い方や乾かし方、トリートメントの使い方など、日々の習慣から見直してみましょう。ここでは、取り入れやすい3つの方法を紹介します。
冷風で仕上げて髪表面を整える
ドライヤーで髪を乾かすときは、髪をひっぱらないように風をとおし、1か所に過度に当てないなど気を付けて、根元から乾かしましょう。最後の仕上げに冷風を使うのも1つの方法です。温風で髪をほぼ乾かしたあとに冷風を当てることで、髪の表面を整え、まとまりやツヤ感を出しやすくなります。
冷風を当てる際は、ドライヤーの風で髪の表面をなでるように、根元から毛先に向かって風を当てるのがポイントです。キューティクルはうろこ状のものが上から下に並んでいるので、こうして整えることで髪にツヤが出てきれいに見えます。髪に余計な負担をかけず、きれいな状態を保つためのケアとして取り入れてみましょう。
濡れた髪はやさしく扱い、すぐに乾かす
濡れている髪は、キューティクルが開いてデリケートな状態になっています。タオルドライの時はこすらず、押さえるようにやさしく水気を取りましょう。
そのあと洗い流さないトリートメントをつけてキューティクルを守り、手早く乾かすのがポイントです。
トリートメントで髪表面を整える
シャンプー後は、トリートメントやコンディショナーを使って髪を整えることも大切です。シャンプーで汚れを落とした後は、髪への摩擦や乾燥などを防ぐために、髪の中間から毛先までを中心になじませて、髪表面をなめらかに整えましょう。
洗い流すタイプだけでなく、ドライヤー前に洗い流さないトリートメントを取り入れるのもおすすめです。髪の状態に合わせてケアアイテムを使い分け、乾燥や摩擦による負担を抑えましょう。
キューティクルのダメージ・指通りが気になる方に「シルクザリッチ(SILK THE RICH)」がおすすめ!
毎日使うシャンプーは、キューティクルへの負担を考えて、髪を指通りなめらかに洗えるものを選ぶことが大切です。洗浄成分や髪を補修・保湿する成分などをチェックし、自分の髪の悩みに合ったシャンプーを取り入れましょう。
うるおいとなめらかさを意識した「ザ・リッチ モイスト&リペア」
こうしたヘアケアを意識したい方におすすめなのが、「シルクザリッチ(SILK THE RICH)」の「ザ・リッチ モイスト&リペア」です。ツヤや髪のダメージが気になる方に向けたシリーズで、こだわり3種のシルク成分であるシルク由来の洗浄成分*1や加水分解シルク*2、シルクポリマー*3などを配合しています。
濃密な泡で髪を包み込みながらしっとりなめらかに洗い上げ、保湿クリームのような濃厚トリートメントでダメージした髪もしっとりつややかに整えることを目指した処方です。
シャンプーでやさしく汚れを落とし、トリートメントでしっかりケアすることが、毎日のヘアケアで大切です。キューティクルのダメージや髪のパサつきが気になる方は、お悩みに沿ったシャンプーとトリートメントを選んでみてはいかがでしょうか。
*1 ラウロイル加水分解シルクNa(洗浄剤・ヘアコンディショニング剤)、*2 保湿剤、*3 (加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー(ヘアコンディショニング剤)
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よくある質問
Q1. キューティクルが傷んでいるなと思ったときは、シャンプーをしないほうがよいですか?
A. シャンプーを避ける必要はありません。むしろ、頭皮や髪の汚れを落とすためにも、適切な方法で洗うことが大切です。髪への負担が気になる場合は、洗浄力が強すぎないシャンプーを選び、髪をこすらず、泡で包み込むようにやさしく洗いましょう。洗髪後のタオルドライは水分をやさしく取るようにし、濡れた状態を長時間放置せず、ドライヤーで乾かすこともポイントです。
Q2. キューティクルの傷みが気になるとき、ヘアオイルを使った方がよいですか?
A. ヘアオイルを使うことは、髪の乾燥や摩擦による負担を抑えるためのケア方法の1つです。特にドライヤー前やスタイリング時に使用することで、髪の指通りを良くし、なめらかに整えやすくなります。トリートメントなどと組み合わせながら、髪の状態に合わせて取り入れましょう。
Q3. キューティクルが傷んだ髪は、どのくらいで元の状態に戻りますか?
A. 一度傷ついたり剥がれたりしたキューティクルは元の健康な状態に戻るわけではありません。そのため、これ以上負担をかけてダメージを増やさないことと、トリートメントや洗い流さないトリートメントなどでケアすることが大切です。毎日の洗い方や乾かし方、ヘアケア方法を見直し、髪への負担を抑える習慣を続けましょう。
まとめ
キューティクルがダメージを受ける主な原因は、過度なドライヤーやヘアアイロンの熱、タオルドライ時に強くこするなどの摩擦、紫外線、ヘアカラーやパーマなどの化学的処理、洗浄力の強いシャンプーで洗うなど、日々の習慣にあります。特に、濡れた髪は摩擦などの影響を受けやすいため、洗髪後はできるだけ早く乾かし、髪を引っ張ったり、こすったりせずにやさしく扱うことが大切です。
一度剥がれたり傷ついたりしたキューティクルを元の健康な状態に戻すことは難しいので、髪に負担をかけない習慣を心がけて、トリートメントや洗い流さないトリートメントなどで髪表面を整え、指通りなめらかにケアすることが大切です。ドライヤーを使うときは髪から適度に離して根元から乾かし、全体が乾いたら仕上げに冷風を取り入れてキューティクルを整えることも1つのポイントです。
また、毎日使うシャンプーは、洗浄成分や髪を補修・保湿する成分などを確認し、自分の髪の悩みに合ったものを選びましょう。キューティクルのダメージやパサつきが気になる方は、日々の洗い方や乾かし方を見直しながら、最適なケア方法を取り入れてみてください。








