髪の毛の正しい洗い方と乾かし方は?注意点もあわせて紹介

髪を洗う女性

私たちはお風呂に入り髪の毛を洗いますが、「自分は髪の毛をきれいに洗えているだろうか」と不安を抱える方もいるでしょう。また、自分ではきれいに洗えていると思っていても、実は洗髪方法が間違っており髪に負担をかけている可能性もあります。

今回は正しい髪の毛の洗い方や乾かし方について解説します。頭皮からきれいに洗い上げ、健康な髪を守りましょう。

目次

シャンプーは髪の毛ではなく頭皮を洗うもの

髪の毛を洗う際、私たちはシャンプーを使用します。このシャンプーは、髪の毛ではなく頭皮の汚れを洗い流すことが主な目的です。そのため、髪の毛のみにシャンプーをつけてこするように洗っていると、汚れを落としきれずさらに摩擦で、髪の毛が痛んでしまう可能性もあります。シャンプーは「頭皮を洗うもの」と意識しながら、日々の洗髪を行いましょう。

髪の毛の正しい洗い方・乾かし方

ここからは、髪の毛の正しい洗い方や乾かし方を紹介します。髪の毛はシャンプーを使う前にブラッシングしたり、お湯で洗い流したりと細かな点に気を配ってあげることで、きれいに洗い上げられます。

髪の毛を洗う前にブラッシングする

まず、髪の毛を洗う前にブラッシングしてから濡らす習慣をつけましょう。髪の毛を事前にブラッシングしてあげることで髪のもつれをほどき、シャンプーの泡立ちをよくする効果が期待できます。

髪の毛は毎朝きれいにブラッシングして整えたとしても、夕方までにもつれてしまったり、汚れが付着してしまったりしています。入浴前にブラッシングをして、ほこりなどのゴミを取り除いてから、髪を濡らし洗っていきましょう。

ぬるま湯で予洗いする 

髪をブラッシングした後は、ぬるま湯で予洗いを行います。予洗いはシャンプーをつけずに髪の毛をお湯のみで洗い直すことです。予洗を行うと、髪の毛の9割ほどの汚れが落とせるといわれています。

ぬるま湯で洗う際は髪の毛全体にたっぷりと水分を含ませるほか、頭皮も優しくマッサージしながら洗っていきましょう。予洗いを行うことでシャンプーをつけたときの泡立ちも良くなります。

シャンプーは泡立ててから頭にのせる

予洗いが済んだら、シャンプーで髪の毛を洗っていきます。シャンプーは手のひらで泡立ててから髪の毛に塗布していきましょう。シャンプーを泡立てず、原液のまま頭に乗せてしまうと、全体にシャンプーが広がりません。その結果、必要以上にシャンプーの量を消費してしまったり、洗浄力が強く頭皮が乾燥しやすくなってしまったりします。

シャンプーは適量を手のひらに乗せ、しっかりとふわふわの泡が立ってから髪の毛に乗せていきます。なお、シャンプーは多すぎるとすすぎ残しの原因になるため、パッケージに量の記載がある場合は守りましょう。

そして、シャンプーで洗う際は、頭皮を指の腹で洗っていきます。爪を立ててしまうと、頭皮に傷がついてしまう可能性があります。また、髪の毛は毛先だけでなく、根本からきれいにするイメージで洗っていきましょう。

汚れが目立つ時や髪の毛のボリュームがある方の場合は、2度洗いすると汚れをきれいに落とせます。

ぬるま湯でしっかり洗い流す

シャンプーで頭皮と髪の毛を洗った後は、ぬるま湯で洗い流していきます。もしもシャンプー液が残っていると、汚れが毛穴に詰まったままになったり髪のパサつきを招いたりします。髪の毛だけでなく頭皮からお湯をたっぷり含ませて丁寧にすすぎましょう。

なお、髪の生え際や後頭部はすすぎ残しが多くなることから、より注意して洗い流すことが大切です。

トリートメントは髪の毛につける

シャンプー後はトリートメントで髪を保護していきます。しかし、トリートメントは髪の毛につけるようにし、頭皮にはつけないようにしましょう。トリートメントを頭皮につけると、肌トラブルの原因になりかねません。

トリートメントの塗布方法はメーカーやアイテムごとに少しずつ異なるため、パッケージ裏面の説明を読んでから使いましょう。なお、一般的には毛先を中心に塗布し、少し時間を置いてから洗い流すことが多い傾向です。

トリートメントもすすぎ残しがあるとトラブルの要因になりかねないため、きれいに洗い流します。

タオルドライはやさしく行う

シャンプーとトリートメントが終わったら、タオルドライで髪の毛の水分をとっていきます。この時、タオルで髪の毛をこすると摩擦により髪が傷んでしまう原因になるため押さえ拭きを意識しましょう。

タオルドライを行うとドライヤーの時間を短縮でき、髪の毛への熱ダメージも最小限に留められます。

早めにドライヤーをかける

洗髪後はすぐにタオルドライを行い、ドライヤーを使って髪の毛を乾かしましょう。生乾きの状態で放置すると、雑菌が繁殖する原因になります。どれだけ良いシャンプーを使ったり髪色をきれいにキープしていたりしても、臭いが気になると残念な気分になるでしょう。

なお、ドライヤーを使用する際は髪の根本から持ち上げて空気を含ませるイメージで乾かしていきます。髪の毛から10cm程度離した状態で、まんべんなく温風を行き渡らせながら乾かします。

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髪の毛の洗い方に関する注意点

ここからは、髪の毛や頭皮を健やかな状態に保つために知っておきたい注意点を3つ紹介します。どれだけ髪や頭皮を清潔に保ちたいと思っていても、洗いすぎている、適切に乾燥させられていないといった場合は髪の毛にダメージを与えている可能性もあります。

1日に何度もシャンプーしない

シャンプーはできる限り、1日1回程度に止めましょう。1日に何度もシャンプーをすると頭皮を守る必要な皮脂まで洗い流してしまい、かえってトラブルが起きる可能性も考えられます。特に、夏場は汗をかきやすいことから、朝と晩など複数回髪を洗いたいと感じることもあるでしょう。しかし、汗をかいてリフレッシュしたい場合は、お湯のみで洗い流す程度に留め、シャンプーの使用は一度にしておきましょう。

なお、髪の毛を必要以上に洗うと必要な皮脂を洗い流すだけでなく、頭皮や髪の乾燥の原因にもなりかねません。「髪をきれいに保つため」と考えて、複数回シャンプーをしていることがかえって髪を傷つけている可能性もあります。

だからといって、何日も髪を洗わない状態でいると汚れが蓄積し、頭皮環境が悪化します。1日一回のシャンプーを意識して洗髪を行いましょう。

自然乾燥は避ける

自然乾燥は乾燥やパサつきの原因になるため、必ずドライヤーで乾かしましょう。ドライヤーで髪の毛を乾かすと「熱ダメージで髪が痛んでしまうのでは」と考える方も多く見られます。しかし、自然乾燥で乾かした方が雑菌が繁殖しやすく、またキューティクルが開いた状態が続くため、乾燥やパサつきが起こってしまいます。

さらに、髪の毛が濡れた状態で放置すると、体が冷えて風邪をひく可能性もあります。季節を問わず、髪の毛はドライヤーで早めに乾かしましょう。なお、ドライヤーでの熱ダメージを出来る限り抑えるためにも、丁寧なタオルドライが大切です。

特に、子どもの場合、毛量が少なく髪を乾かすことを嫌がることから自然乾燥をさせているご家庭が見られます。しかし、大人と同様にドライヤーで乾かして挙げることが大切です。

マッサージで頭皮環境を整える

ゆとりがあるときにマッサージをして頭皮の血流を促進させることも大切です。頭皮マッサージを行うことで、頭皮環境を良くし、髪の毛の健やかな成長をサポートします。頭皮の血流が悪くなると、髪の毛に十分な栄養が届かず、髪がうねった状態で生えてしまったり、ダメージが目立ったりしてしまいます。お気に入りのヘアスタイルを楽しむためにも頭皮からのケアが大切です。

頭皮マッサージは入浴前やシャンプーをしながら、また湯船につかりながらなどとさまざまなタイミングで実践できます。自分が心地良いと感じる力加減で、頭皮を動かすイメージでマッサージをしてみましょう。

なお、頭皮のマッサージは髪の毛だけでなく、眼精疲労や顔のリフトアップにも効果があるといわれています。デスクワーク続きの方やすっきりとしたフェイスラインを目指したい方は、入浴のリラックスタイムに取り入れてみるのも良いでしょう。

まとめ

髪の毛は毎日洗うことから、何気なく済ませてしまっている方も多く見られます。しかし、シャンプーの方法を誤っていると毛穴に汚れが詰まり、トラブルの原因になりかねません。

ブラッシングや予洗いなど細かなポイントを守りながら、美髪を目指しましょう。

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