「髪がボサボサでつらい…」とお悩みの方へ。このコラムでは、髪がボサボサになってしまう原因と対処法を紹介します。髪がボサボサの状態だと、どれだけファッションが決まっていたとしても台無しになってしまうため「髪の毛をさらにしたい」と考える方もいるでしょう。髪がボサボサになってしまう原因としては、日々の乾燥や熱ダメージなどが代表的です。髪が傷んでしまう原因を知り、適切なケアを行うことでツヤサラヘアを目指しましょう。
髪がボサボサになってしまう原因は3つ
ここでは髪がボサボサになってしまう原因を3つ紹介します。普段からパーマやカラーをしている方、年齢とともに髪の水分量が不足しつつある方は、髪がボサボサになってしまう可能性が高いでしょう。また、私たちの生活習慣も髪に影響を与えます。
髪の水分保持力
髪がボサボサになり、まとまりがなくなる原因として、水分保持力が落ちていることが挙げられます。ドライヤーやヘアアイロンで髪に熱ダメージを加えたり、パーマやカラーでケミカルダメージを加えることで、髪の水分保持力が衰えてしまい、パサついたりボサボサになったりするのです。
加齢
髪がボサボサになる原因として、水分量が失われてしまうことが挙げられます。この要因としては加齢があります。人はどうしても年齢を重ねるとともに髪の水分量が失われたり、髪が細くなりうねりやすくなったりと、ボサボサ髪になる原因が増えていきます。そのため、年齢とともに「髪の状態が悪くなってきたな」と感じた時は、ヘアケアを行ったりヘアスタイルを見直したりする必要があるでしょう。
頭皮環境の乱れ
頭皮環境が乱れている場合も髪の健やかな成長を妨げ、ボサボサになってしまうことがあります。例えば、毎日のシャンプーが上手にできておらず、汚れが毛穴に詰まっていたり、生活習慣が乱れて頭皮の環境が悪化していたりすると、髪の状態がだんだんと悪くなっていきます。
一見、頭皮環境と生活習慣は関係がないように思えますが、ストレスが蓄積したり偏った食生活になったりすると頭皮の血流が滞ってしまい、髪に十分な栄養が行き届かなくなります。そして、やがて頭皮だけでなく髪の状態までもが悪くなってしまうのです。
髪のボサボサをすぐに直せる応急処置!
ここからは、髪のボサボサをすぐに直せる応急処置を3つ紹介します。朝、学校や仕事に行く前に時間がない中でボサボサの髪を直したいタイミングで役立つ方法です。
スタイリング剤を活用する
髪が乾燥していたりうねりが気になったりする場合は、スタイリング剤を活用しましょう。髪のうねりが気になるのであればスタイリング剤を使い、あえて際立たせてみるのもおすすめの選択肢です。また、スタイリング剤を使うと髪全体にツヤが出るため、朝の忙しい時間帯に短時間で「きちんと感」を演出できます。
熱の力を活用する
ドライヤーやヘアアイロンなどを使って熱の力で髪を整える方法も有効です。ヘアブローする時は髪をやや引っ張るようにしてドライヤーを当てていきます。毛根の向きを揃えるようにし、上から下に流れを整えましょう。
ヘアスタイルを変えてみる
普段のヘアスタイルで髪のボサボサが気になる場合は、思い切ってヘアスタイルを変えるのもおすすめです。例えば、ロングヘアで髪をおろしている状態だと、どうしても髪のボサボサ感が目立ちます。しかし、お団子ヘアにしてみたり、編み込みを取り入れたりすると髪のボサボサ感を抑えられるでしょう。
ただし、これまで紹介した方法はいずれも応急処置です。髪のボサボサを根本的に直すには、日頃のヘアケアから見直す必要があります。
根本から髪のボサボサを直すポイント
ここからは根本的に髪のボサボサを直すために知っておきたい4つのポイントを紹介します。髪のボサボサは毎日のシャンプーを丁寧に行ったり、お風呂上がりの保湿ケアを行うことで少しずつ改善できます。日々のケア方法を見直し強さの部屋を目指しましょう。
正しい方法でシャンプーする
ボサボサヘアが気になる場合、まずは洗髪方法を見直しましょう。正しいシャンプーの方法は、下記のポイントを意識しましょう。
・髪を濡らす前にブラッシングする
・お湯で丁寧に予洗いする
・シャンプーはしっかり泡立ててから髪につける
・頭皮は指の腹でマッサージするように洗う
・毛先はこすり合わせず、シャンプーの泡の力で洗う
・すすぎは丁寧に行う
・トリートメントやコンディショナーをつけるなら毛先に中心に塗布し、頭皮にはつけない
・トリートメントやコンディショナーは数分置いてから洗い流す
シャンプーを選ぶ際は保湿成分が含まれたものや補修成分が入ったものを選ぶと、より効果を実感できます。毎日、丁寧な洗髪を行うことで、毛穴の詰まりやダメージ補修を行えます。
保湿ケアを丁寧に行う
洗髪後はすぐにタオルドライをして、髪の保湿ケアを行いましょう。保湿ケアには洗い流さないトリートメントとヘアオイルの2種類があります。保湿ケアを行ってからドライヤーで髪を乾かすことで熱から髪を守り、さらにダメージを補修してくれます。ヘアケアは毎日コツコツと繰り返すことで、髪のボサボサを少しずつ解消してくれるでしょう。
ドライヤーは上手に活用する
髪がボサボサの状態でダメージが気になる場合「ドライヤーを使わない方が良いのでは」と悩みます。しかし、髪を乾かさずに放置すると、かえって髪が傷んでしまったり生乾きで臭いを発する原因になりえます。髪を洗った後は必ずドライヤーで乾かしましょう。
なお、ドライヤーは近くで当てすぎると必要以上に髪にダメージを与えてしまいます。髪全体にまんべんなく風を当てるイメージで乾かしましょう。
定期的なサロン通いでメンテナンスを行う
髪がボサボサになるのを防ぐには、定期的にサロンでカットやトリートメントを行ってもらう方法もおすすめです。髪が伸びてくる中で目立つ切れ毛や枝毛をカットしてもらい、毛先までツヤツヤの状態をキープしましょう。
また、毛先のダメージを取り除いてもらうことで髪全体のまとまりが良くなり、ボサボサな髪を解消できます。参考までに、サロンで使用しているトリートメントは自宅で使用する市販品よりも髪の内部からダメージを補修してくれるため、ボサボサ髪の改善に役立ちます。
しかし、仕事や育児でなかなかサロンに行く時間が取れないといった場合は、自宅で使えるトリートメントにこだわるのもおすすめです。美容成分が多く含まれているものを選び、毎日のヘアケアを充実させましょう。
また、今回紹介した方法とあわせて、食生活や生活習慣の見直しも意識しましょう。髪の成長に必要なビタミンやタンパク質、ミネラルなどを摂取する食事がおすすめです。さらに、十分な睡眠を取ったり適度な運動を行ったりと、髪だけでなく体全体の健康を意識した生活を送りましょう。
まとめ
髪がボサボサな状態の場合、鏡の前に立つだけでネガティブな気分になってしまうこともあるでしょう。しかし、ボサボサの髪はヘアアレンジを変えたり毎日のヘアケアを改善していくことで、だんだんとツヤサラヘアに近づけます。現在、自宅でのヘアケアを行っていない場合は、シャンプーやトリートメントを見直して、丁寧なケアを行ってみましょう。