ゴールデンシルクは、一般的な白いシルクにはないカロテノイドなどの天然成分を含む希少なシルク素材です。近年では、その保湿力や抗酸化作用に注目が集まり、化粧品やヘアケア製品の原料としても活用が広がっています。
この記事では、「普通のシルクと何が違うの?」「どんな効果があるの?」という疑問に答えながら、ゴールデンシルクの成分としての特徴、加水分解シルクやシルク水との違い、そして配合製品を選ぶ際に知っておきたいポイントまでわかりやすく解説します。
ゴールデンシルクとは?
ゴールデンシルクとは、タイやミャンマーなどの東南アジアに生息する特定のカイコが作り出す、天然の黄金色をしたシルクのことです。一般的な白いシルクとは異なり、繭そのものが美しいゴールドカラーをしており、この色はカイコが桑の葉から取り込んだ天然色素「カロテノイド」が繭に蓄積されることで生まれます。産出量がとても少なく、タイでは古くから高級素材として珍重されてきた希少なシルクです。
近年では、この希少なシルクに含まれるタンパク質や天然の美容成分が注目を集めており、化粧品やヘアケア製品の原料としても使われるようになっています。
どんな分野で使われているのか
ゴールデンシルクの活用分野は、大きく「繊維製品」と「美容」の2つに分かれます。
| 分野 | 主な用途 | 具体例 |
| 繊維製品 | 高級テキスタイル | スカーフ、ドレス、インテリア素材 |
| 美容(スキンケア) | 保湿・エイジングケア | 美容液、フェイスクリーム |
| 美容(ヘアケア) | 補修・ツヤ出し | シャンプー、トリートメント |
タイの伝統的な手織りシルク製品では、ゴールデンシルクが最高級品として扱われており、機械織りでは再現できない独特の光沢と発色が高く評価されています。美容分野では、ゴールデンシルクから抽出される「セリシン」や「フィブロイン」というタンパク質がスキンケア・ヘアケア製品に配合され、保湿やツヤ感の付与を目的に使われています。
ゴールデンシルクに期待できる効果
ゴールデンシルクには、一般的なシルクにはない天然色素カロテノイドが含まれており、シルク本来の美容効果にさらなる付加価値が加わっています。ここでは、ゴールデンシルクに期待できる5つの主要な効果を解説します。
肌や髪にうるおいを与える保湿力
ゴールデンシルクに含まれる「セリシン」というタンパク質には、水分を引き寄せて保持する性質があります。これは、セリシンの分子の中に水となじみやすいアミノ酸が多く含まれているためです。
この働きによって、肌の表面や髪のキューティクルにうるおいの膜が作られ、乾燥から守ってくれます。さらにゴールデンシルク由来のセリシンは、通常の白シルクにはないカロテノイドなどの成分も一緒に含んでいるため、保湿しながら肌や髪のコンディションを整える複合的なケアが期待できます。
天然の抗酸化作用
ゴールデンシルクが黄金色をしている理由でもあるカロテノイド系の色素には、天然の抗酸化作用があり、紫外線やストレスなどで発生する活性酸素が肌にダメージを与えるのを抑える働きをします。
ゴールデンシルクにはセリシン自体の抗酸化力に加えて、カロテノイド由来の抗酸化力もプラスされるため、日常的な肌ストレスからの保護が期待できます。
紫外線ダメージからの保護
シルクのタンパク質には紫外線を吸収・散乱させる性質があり、ゴールデンシルクも同様です。特にセリシンは紫外線によるダメージを軽減する効果があるとされています。
ただし、ゴールデンシルク配合の製品だけで日焼け止めの代わりになるわけではありません。あくまで日常のケアの中で、紫外線による乾燥やごわつきを和らげる「補助的な役割」として取り入れるのがおすすめです。
肌や髪にツヤとハリを与える
ゴールデンシルクに含まれる「フィブロイン」は、肌や髪の表面にとても薄くなめらかな膜を作る性質を持っています。この膜が表面を整えることで光が均一に反射し、自然なツヤ感が生まれます。
髪がパサついて広がりやすい状態だったとしても、フィブロインの被膜効果によって表面が整えられ、まとまりのあるツヤ髪に近づきやすくなります。また、セリシンとフィブロインに含まれるアミノ酸は、肌や髪の成分と相性が良いため、表面のツヤだけでなく内側からのハリ感にもつながるとされています。
傷んだ髪を内側から補修する
カラーやパーマ、ドライヤーの熱などで傷んだ髪は、表面のキューティクルが剥がれ、内部のタンパク質や水分が流れ出やすくなっています。ゴールデンシルク由来のシルクプロテインは、分子を小さく調整することで髪の内部にまで届き、失われたタンパク質を補う働きが期待できます。
これにより、ダメージでスカスカになった髪の内部を埋めて、切れ毛や枝毛を防ぎながら手触りを改善する効果が期待できます。表面をコーティングするだけの一時的なケアとは違い、内側から補修するアプローチなので、長期的に髪質を改善したい方に向いています。
他のシルク成分との違い

化粧品の成分表示では「シルク」「加水分解シルク」「シルク水」などさまざまな名称が使われており、違いがわかりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは、ゴールデンシルクと他のシルク成分の違いを表形式で整理しながら解説します。
一般的なシルクとの違い
化粧品で「シルク」と書かれている場合、多くは白い繭から取れる一般的なカイコシルクを指しています。
| 比較ポイント | 一般的なシルク | ゴールデンシルク |
| 繭の色 | 白色 | 天然の黄金色 |
| カロテノイド | 含まない、またはごく微量 | 桑の葉由来のルテイン・β-カロテンを蓄積 |
| 抗酸化作用 | セリシン由来のみ | セリシン+カロテノイドの複合作用 |
| 産出量 | 比較的多い | 限定的で希少 |
ゴールデンシルクは保湿や被膜形成に加え、カロテノイド由来の抗酸化・紫外線保護という付加価値を持つ点が大きな違いです。
加水分解シルク・シルク水との違い
「ゴールデンシルク」「加水分解シルク」「シルク水」は混同されやすいですが、それぞれ意味する軸が異なります。
| 項目 | ゴールデンシルク | 加水分解シルク | シルク水 |
| 分類 | 原料の種類(黄金繭由来) | 加工方法(酵素・酸で分解) | 抽出方法(水に成分を溶出) |
| 主な特徴 | カロテノイド等の天然有用成分を含む | 分子が小さく肌・髪に浸透しやすい | さっぱりした使用感で手軽に保湿 |
| タンパク質濃度 | 抽出・加工方法による | 比較的高い | 低め |
| 主な用途 | 美容液、トリートメント等 | 幅広い化粧品・ヘアケア | 化粧水、ミスト |
| 成分表示例 | 加水分解シルク(原料がゴールデンシルク) | 加水分解シルク | 水、シルクエキス等 |
ポイントは、ゴールデンシルクは「何から作るか」、加水分解シルクは「どう加工するか」、シルク水は「どう抽出するか」という別々の軸の言葉だということです。実際に丸善製薬が販売するゴールデンシルク原料の化粧品表示名称も「加水分解シルク」であり、両者は併存します。原料がゴールデンシルクであれば、カロテノイドなどの有用成分を含みうるという出発点の違いが、最終的な品質の差につながります。


ゴールデンシルク配合製品を選ぶ際のポイント
ゴールデンシルク配合をうたう製品は増えていますが、配合量や原料品質は製品によってさまざまです。せっかくの有用成分を最大限活かすために、購入前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
ゴールデンシルク成分の配合量
ゴールデンシルク配合をうたう製品でも、実際にどのくらい入っているかは製品ごとに異なります。見分けるコツは「成分表示の記載順」です。化粧品の成分表示は配合量の多い順に並んでいるため、ゴールデンシルク関連成分が上位にあるほど、多く配合されていると判断できます。
成分表の後半にしか記載がない場合は、配合量がごくわずかの可能性もあるため、期待している効果が得られない可能があります。
他製品との相性
ゴールデンシルク配合製品の効果を引き出すには、一緒に使う製品との相性も意識しておくとよいでしょう。
シルク由来の美容成分は髪や肌の表面にとどまることで効果を発揮しますが、洗浄力が強すぎるシャンプーや洗顔料を使うと、せっかくの成分が洗い流されてしまうことがあります。ゴールデンシルク配合のトリートメントや美容液を取り入れる際は、前後に使う製品がマイルドな洗い上がりかどうかをチェックしてみてください。
製品単体の性能だけでなく、毎日のケア全体の流れを見直すことが効果実感への近道です。
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シルクザリッチの最大の特徴は、ゴールデンシルク由来の加水分解シルクをはじめとする複数のシルク成分を贅沢に配合していることです。
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- アンヴェールロゼブーケ:ダマスクローズを軸にした、華やかなフローラル系の香り
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ゴールデンシルクに関するよくある質問
ゴールデンシルクの価格はどれくらいですか?
ゴールデンシルクは産出量が限られた希少素材のため、一般的なシルク原料よりも高価です。製品の価格帯はブランドや配合量によって幅がありますが、ゴールデンシルクを高濃度で配合している製品は、通常のシルク配合製品よりもやや高めの設定になっていることが多いです。
ただし、少量でも続けて使うことで効果を感じやすい成分でもあるため、1回あたりのコストパフォーマンスまで含めて検討するのがおすすめです。
ゴールデンシルクはどんな人に向いていますか?
以下のような悩みや目的を持つ方に特に向いています。
- 乾燥による肌のかさつきや髪のパサつきが気になる方
- カラー・パーマによる髪のダメージを内側からケアしたい方
- 肌や髪にツヤとハリを取り戻したい方
- 天然由来の成分でケアしたい方
- エイジングケアに関心がある方
シルクタンパク質は肌や髪の成分との相性が良く、比較的取り入れやすい成分です。ただし、すべての方に合うことを保証するものではないため、初めて使う際はパッチテストを行うと安心です。
ゴールデンシルクの効果はどのくらいで実感できますか?
効果の感じ方には個人差がありますが、髪のツヤや手触りの変化は比較的早い段階で気づきやすいといわれています。例えば、シルクプロテイン配合のトリートメントを使い始めてから数回で「指通りが変わった」と感じる方もいます。
一方、髪の内部補修や肌のハリ改善といった根本的な変化には、ある程度の継続が必要です。ヘアケアの場合は髪の生え替わりサイクルも関わってくるため、まずは日々のルーティンに取り入れ、焦らず経過を見守ってみてください。
まとめ
ゴールデンシルクは、タイやミャンマーなどに生息する特定のカイコが紡ぐ天然の黄金色をしたシルクで、一般的なシルクにはないカロテノイドなどの有用成分を含んでいる点が大きな特長です。保湿力、抗酸化作用、紫外線ダメージからの保護、ツヤ・ハリの付与、傷んだ髪の内側からの補修といった多面的な効果が期待できます。
製品を選ぶ際は、成分の配合量・他製品との相性・原料の品質管理をしっかり確認することが大切です。ゴールデンシルクの力を日々のヘアケアに取り入れたい方は、ゴールデンシルク由来の加水分解シルクを贅沢に配合し、シルク成分の定着まで考えられた処方の「シルクザリッチ(SILK THE RICH)」をぜひチェックしてみてください。


