髪質改善トリートメントは、髪のダメージやうねり、パサつきが気になる方に人気の施術法です。従来のトリートメントとは異なり、髪の内部に働きかけることで、より健康的で美しい髪へと導いてくれる効果が期待できます。しかし、髪質改善トリートメントの具体的な効果や種類について分からない方も多いのではないでしょうか。本記事では、髪質改善トリートメントの仕組みや、一般的なトリートメントとの違いについて詳しく解説します。
髪質改善トリートメントとはどのようなもの?
髪質改善トリートメントとは、ダメージを受けた髪の内部の結合を薬剤と熱によって修復する施術方法です。一般的なトリートメントとは異なり、髪の内部に働きかけてくれるため、長期間にわたって健康な髪を維持しやすくなります。
髪質改善トリートメントの仕組み
髪質改善トリートメントは、薬剤と熱を用いて毛髪内の架橋結合を修復し、髪のツヤやハリを回復させる仕組みです。髪の内部に栄養を浸透させることで、乾燥やダメージによるパサつきを抑え、指通りの良いしなやかな質感に導いてくれます。施術にはスチームや遠赤外線を活用することが多く、薬剤成分をしっかり浸透させることで、髪の芯から強さを取り戻していきます。
一般的なトリートメントとの違い
髪質改善トリートメントは一般的なトリートメントと何が違うのでしょうか。一般的なトリートメントは髪表面のコーティングや栄養成分の浸透を施すのですが、髪質改善には限界があるため、主に日常的なケアの一環として位置づけられています。
一方、髪質改善トリートメントは髪の内部構造にアプローチするため、持続的な効果が期待できる点が特徴です。特に、くせ毛やダメージが蓄積した髪に対しては、通常のトリートメントよりも高い補修効果が期待できるでしょう。
縮毛矯正との違い
うねりを抑える施術に縮毛矯正がありますが、髪質改善トリートメントとは大きく異なります。縮毛矯正は、特殊な薬剤を用いて髪を直毛に矯正する施術で、髪全体または特定の部分にあてます。薬剤の力とアイロンの熱を利用して髪の内部構造を変化させるため、強いくせ毛でも広がりを抑えて、長期間にわたってストレートな状態を維持できるのです。そのため、髪の悩みを解決しつつデザイン性を高めてくれる施術です。
一方、髪質改善トリートメントは髪の補修を目的としていますが、縮毛矯正のように髪の形状そのものを変化させる訳ではありません。また、縮毛矯正は仕上がりがストレートになるのに対し、髪質改善トリートメントは自然なまとまりやツヤを与える効果が期待できます。そのため、髪の悩みを解決しつつ、デザイン性を高める施術としても人気が高まっているのです。
髪質改善トリートメントの効果
髪質改善トリートメントの主な効果は3つあります。一般的なトリートメントとも縮毛矯正とも異なるため、注目が集まっている施術です。これから髪質改善トリートメントをしようとしている方も、具体的な効果がよく分からないまま施術を受けている方もぜひ参考にしてください。
パサつき改善とツヤを向上させる
髪質改善トリートメントには、脂質やタンパク質などの成分が含まれているため、髪の内側からアプローチすることでダメージを修復してくれます。空気の乾燥や髪同士の摩擦、髪と枕などの摩擦によるパサつきを軽減し、しっとりとしたまとまりのある状態へと導いてくれるのです。さらに、髪の表面を整えることで光を均一に反射し、美しいツヤ感を演出できます。
うねりやくせを抑えて整える
髪質改善トリートメントは、ダメージによるうねりや広がりに対して効果を発揮します。髪の内部に必要な水分や栄養分を補給し、健康な状態へと導くことで、まとまりやすく扱いやすい髪に整えてくれるのです。定期的に施術を受けると、自然なストレート感を維持しながら、髪全体のコンディションを改善できるでしょう。
髪にハリとコシを与える
髪の内部の水分を補い、結合を強化することで、エイジングやダメージによって失われたハリとコシを取り戻してくれる効果も期待できます。加齢やダメージによって細くなった髪もしっかりとしたコシのある手触りになり、ボリューム感のある髪型をキープしやすくなります。髪の芯から強さを取り戻すことで、スタイリングのしやすさも向上し、健康的な髪を維持できるのが魅力です。
髪質改善トリートメントの種類
髪質改善トリートメントにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる成分や効果を持っています。髪の状態や悩みに応じて適切なトリートメントを選ぶことで、より効果的に髪質改善ができるでしょう。ここでは、髪質改善トリートメントの種類について解説します。ぜひ自分の悩みに合った種類を選んでください。
水素トリートメント
水素トリートメントとは、髪の内部に蓄積した活性酸素と結びついて水分を生成し、髪に潤いとツヤを与える方法です。活性酸素は髪の老化やダメージの原因の1つです。そのため、水素トリートメントによって除去することで、健康的な髪を維持してくれます。特に、乾燥しやすい髪やハリ・コシが不足している髪におすすめです。
酸熱トリートメント
酸熱トリートメントとは、酸性薬剤を使用してダメージを受けた髪を補修する方法です。この方法は、髪のハリやコシを向上させる特徴を持っており、髪内部の結合を強化し、ダメージによる広がりやパサつきを抑えてくれます。施術後はまとまりのあるしなやかな髪質になり、持続性も高いのが嬉しいポイントです。髪が柔らかかったり、スタイリングが上手くいかなかったりする方におすすめです。
ケラチントリートメント
ケラチントリートメントとは、髪と同じ成分であるケラチンを補う方法です。髪内部の歪みを整え、水分を保持することで髪質を改善してくれます。ダメージや加齢によって失われたケラチンを補給することで、髪の強度を高め、扱いやすい髪へと導きます。そのため、ダメージ悩みが多い方やエイジングケアをしたい方におすすめです。
髪質改善トリートメントを利用する際の注意点
髪質改善トリートメントは髪を美しく、健康的に保つために有効ですが、効果を最大限に引き出すためには3つの注意点があります。これらのポイントをよく理解して、トリートメント後も髪を効果的にケアしましょう。
洗浄力の強いシャンプーは避ける
髪質改善トリートメントをしてもらったら、洗浄力の強いシャンプーは避けてください。なぜなら、強い洗浄力のシャンプーは髪の表面を傷つけ、ダメージを進行させる可能性があるためです。トリートメント効果を維持するためには、髪に優しいダメージレスなシャンプーを使いましょう。保湿成分が豊富で、髪を乾燥から守るシャンプーは、髪質改善後のケアにおすすめです。
海やプールは控える
髪質改善後1〜2週間は、海水やプールは控えてください。なぜなら、海水やプールの水は髪にダメージを与える成分を含んでおり、髪が乾燥したり、色落ちしたりする原因となるためです。特にトリートメント後は髪の内部が補修されている段階にあたるため、海やプールに行くとダメージを受けやすくなります。もし、どうしても行かなくてはならない場合は、帽子やスイムキャップなど、髪を保護するためのヘアケアアイテムを着用しましょう。
髪を結ぶときは緩めにする
髪を結ぶ際には、強く引っ張らず、緩めにしてください。髪の毛を強く引っ張ると、キューティクルや毛根にダメージが蓄積されてしまいます。また、結び方だけではなく、何で結ぶかも重要です。シュシュなどの柔らかい素材は、一般的なヘアゴムよりも締め付けにくいため、キューティクルや毛根を守ってくれます。くれぐれも無理に髪に負担をかけないよう心がけることで、髪質改善トリートメントの効果を長く維持できるでしょう。
まとめ
髪質改善トリートメントは一般的なトリートメントや縮毛矯正とは異なり、髪を労わりながら艶やかな髪を維持してくれる効果が期待できます。施術の効果を最大限に維持するためには、本記事で解説した注意点をよく理解してダメージケアを行いましょう。